音楽大学の試験の内容

最終更新日 2025年5月19日

音楽大学は、普通の大学と入学試験が異なっています。

特に実技試験がある点が普通の大学との大きな違いです。

例えば、ピアノ科だったら、ピアノの実技試験があります。

実技試験は一つではなく、複数の試験が実施される大学がほとんどです。

課題曲と自由曲の2つを演奏したり、歌ったりします。

実技試験の時間は大学ごとに異なっているので、ホームページで確認した方が良いでしょう。

音楽大学の入試では、実技が一番重視されます。

実技試験でずば抜けた成績を取ることができたら、合格出来る可能性が高くなります。

実技試験の他には、学科の試験があります。

学科の試験に出題されるのは国語と英語が多いです。

この2つの科目は高校までの学力をみるものです。

高校の基礎的な学力をきちんと身に付けているかどうかを、試験を通して調べます。

実技の方が比重が高いのですが、学科の試験で悪い点数を取ると、不合格になります。

基礎的なことを問われることが多いので、教科書を中心に勉強しましょう。

教科書の勉強が終わったら、過去問をしましょう。

大学入試センターの試験を利用する大学もあります。

センター試験だったら、最低でも7割近く取れるようにしてください。

作文と面接が行われる大学もあります。

作文は人間性をみるために実施されます。

音楽関連のことが出題されることが多いです。

例えば、自分と音楽との関係について書く作文が出題されることがあります。

作文の場合は、誤字脱字に気を付けて、分かりやすい文章で書く必要があります。

時間制限があるので、素早く書けるように練習しましょう。

面接では高校時代の経験や、自分の専攻の楽器のことなどが質問されます。

またあなた自身がどういう生徒であるかということが調べられます。

緊張しますが、できるだけ落ち着いて答える必要があります。

面接の時間は短いことが多いです。

長くて10分以内です。

本番での緊張を防ぐ良い方法があります。

高校の先生に頼んで、模擬面接を実施してもらいましょう。

※武蔵野音楽大学 倍率