住宅展示場はどのように活用するのか?

最終更新日 2025年5月19日

住宅

住宅展示場を最大限に活用するために

注文住宅を考えているため、住宅展示場へ見学に行くことを考えているという方も多くいるでしょう。
実際に見学へ行くことによって、さまざまな情報を入手して自分たちの家作りの参考にできます。

ですが見学に行ったとしても、事前の準備やチェックポイントなどを把握していないと、思うような成果が得られない可能性もあります。
そこで住宅展示場を最大限に活用するために、どのような点に注意したらいいのかロイヤルウッドなどに聞いて把握しておくことも必要です。

実際に住宅展示場へ行く前のポイントになるのが、事前の状況を整理しておくという点です。
モデルハウスなどをチェックしたとしても、同じ条件で家が建てられるわけではありません。

そこで敷地面積や予算、手持ちの家具やこだわりたいポイントなどを事前に整理しておくようにしましょう。
事前にある程度の整理を行っておくことで、自分たちの条件に当てはめて情報収集をしやすくなります。

また見学に行く場合には、どのような荷物を用意するのかというのも大切な点の1つです。
見学して設備を見るだけではなく、興味があるものは記録として残しておきましょう。

筆記用具とメモを持っていき、気になる点があったら積極的に書き留めておくことが大切です。
さらに言葉で記録するだけではなく、壁紙の色などが気になる場合には写真を撮っておくことも必要です。
携帯電話のカメラでも問題ないので、写真で記録を残しておくことで後で情報の整理がしやすくなります。

モデルハウスは一般的な住宅に比べてスペースが広い

実際に住宅展示場へ行こうと考えている方は、大きく分けて2つのケースにわけられます。
1つ目のケースが、これから家作りについて本格的に考えていこうと思っている方です。

このような方の場合には、家の近くで見学できる場所がないか探してみましょう。
さまざまなタイプの住宅を実際に見ることによって、自分たちがどのような家にしたいのか具体的にイメージしやすくなります。

一方で見学に行く2つ目のケースというのが、本格的に家作りに向けて動きだしている方です。
本格的に動きだしている方は、木造住宅や3階建てなどすでにある程度の目標を立てているケースも見られます。
家作りのプランがある程度決まっているなら、木造住宅に関する展示場を探していくのも1つの手です。

では実際に展示場へ行ったときには、どのようなポイントに注目したらいいのでしょうか?
まず押さえておかなければならない点の1つが、モデルハウスは一般的な住宅に比べてスペースが広いという点です。

そのためモデルハウスで良いと思った設備でも、一般的な住宅の広さで考えると圧迫感があるという可能性もあります。
モデルハウスのスペースを基準として考えるのではなく、自分たちの家作りに適したサイズで考えていくことを忘れないようにしましょう。

見栄えを良くするために良い素材が使われている

そして展示場で使われている壁紙などは、見栄えを良くするために良い素材が使われていることが多くなっています。
標準設備なのか、オプションで値段が高めのものが使われているのかという点をこまかく確認することが大切です。

展示場で見たものと同じ設備にしたいと考えていたら、オプション料金のものばかりで見積もり価格が高くなってしまう可能性もあります。
予算内で満足度の高い家にするためにも、料金に関する確認は丁寧に行うことも必要です。

また実際に展示場へ行くということは、サンプルではわからない部分を確認できるというメリットも見られます。
例えば壁紙はサンプルを見た印象と、壁全体を見た時の印象が異なることもあります。

モデルハウスという独自の環境だからわかるポイントをチェックしたうえで、自分たちの家をどのようなものにしたいのか考えていくことも必要です。

住宅展示場への見学というのは、訪問したら終わりというものではありません。
自宅に帰ったら、その日の収穫を整理することを忘れないようにしましょう。

見学してからできる限り早い段階で情報交換を行う

情報を整理することで、これからの家作りに関して考えやすくなります。
複数人で見学した場合、どのようなポイントが気になったのかという点に違いが見られます。
そこでそれぞれの感想を話し合って、良いと思った設備や自分たちの家にも取り入れたいことについて話し合うようにしましょう。

実際に話し合うときのポイントになるのが、できる限り早い段階で情報交換を行うという点です。
数日後になってしまうと、その日の記憶が薄れてしまいます。
記憶が新しいうちに話し合うからこそ、思ったことを忘れずに共有することにつながります。

住宅展示場の見学というのは、特定のメーカーだけではなくさまざまなメーカーが行っています。
そのため1つのメーカーだけではなく、できる限り複数のところへ行ってみるようにしましょう。

実際に複数のところへ行ってみることで、それぞれのメーカーにおけるモデルハウスで異なる特徴があることがわかります。
特徴を考慮したうえで、自分たちの家作りや依頼するメーカーを検討していくことも可能です。