
最終更新日 2025年5月19日
何らかの資格を持っていると、就職するときに有利といわれています。
民間の試験を受けて取得するものや国が試験をするものなど、さまざまなものがありますが、どんな場合でも試験を受けて合格することで取得することができます。
実務経験がないと受験することすらできない場合も・・・
試験に合格するためには大学や専門の学校に通ったり、専門書を参考に独学で学ぶなど勉強をしなければいけません。
多くの人が合格できる種類のものもあれば、専門の知識を数年学習しなければいけないものもあります。
また実務経験がないと受験することすらできない場合もあります。
試験を受けるにあたり、多くのことを学んだり実務経験がないと受験ができないような場合の試験ほど合格率は低く取得している人の数も少人数なので、そのような資格を持っている人は特に企業からも重宝されます。
社会人となって働きたい職種などの希望がある場合は、その職種で必要な資格を持っておくと採用されやすいので、大学や専門学校を選ぶときにも試験の合格率の高いところを選ぶことも多いです。
【参考】uscpa講座
資格の種類
資格には、持っていると有利というものから、持っていなければ仕事ができないというものもあります。
例えば医師や看護師、美容師や調理師、弁護士や司法書士などです。
それらの職業を希望するなら、専門の学校で学んで国家試験に合格して免許を取得する必要があります。
免許を持たずに医師や看護師などと同じ仕事をすると、法律違反となってしまいます。
免許がないと仕事ができないこれらの職種は「業務独占」といわれ、就職を探す時にはそれぞれの職種で必要な免許を持っている必要があるということです。
近年一般企業でも、それぞれの職種において資格を持っていないとできないという場合が多いです。
社員全員がもっていなければいけないというわけではありませんが、できるだけ多くの人が持っているほど社会的にも消費者からも優秀な企業と評価されます。
建築業界の事例
例えば、建築などの業界では業者の代表者またはそのほかの何人かは建築士の免許を持っていないと営業をすることはできませんが、特に免許がなくてもその業者に就職してから見習いなどをして仕事を覚え、手に職をつけていくことができます。
しかし、見習いで仕事を覚えていった人たちも経験をもとに勉強をしたうえで建築士の免許を取ることで、その業者の中での地位が向上したり、業者で免許を持つ人数が増えることで会社の評価を高めることに貢献することができます。
調理師の免許を取得するメリット
また、レストランなど料理を提供する業界においても、初めは免許がなくて見習いとして就職し、皿洗いや指示通りの盛り付けをするなどの仕事だけを担っていても、その人が調理師の免許を取得すれば、料理の工程をすべて担うことができるようになるだけでなく、調理場のチーフになったり調理師がたくさんいるレストランとして顧客から高い評価を得ることもできるのです。
これらのことから、就職をするまでに必ず資格や免許を取得しないといけないというわけではなく、社会人になってから仕事をしながら勉強をし試験に臨むことができるので、学生時代にたくさん取得しておかなければいけないというものではありません。
「業務独占」といわれる職種の場合は、大学や専門学校を経て国家試験を受け、免許を取得しておかなければ就職できなきませんが、それ以外の職種の場合は、社会人になってからでもいくらでも取得することが可能です。
まとめ
また今までしてきた仕事を辞めて全く違う業種で働きたいという場合も、免許がある方が良い業種なら転職活動をするまでに取得しておくのが良いでしょう。
実務経験がなくても免許を持つということは、それだけその業種における専門知識を持っているということなので、就職活動に生かせるということです。