資産運用で所有してきたアパートを買取りに出す際の手順と行動

最終更新日 2025年5月19日

不動産投資を行っている方の中には、アパートを1棟運営しているオーナーも多く、地域性や部屋数、間取りにより違いはあるものの、大きな家賃収入を見込めることがメリットではないでしょうか。
資産的に余裕のある方は、新築で建てて運営したり、資金を少なくする方は中古物件を購入して運営をしている方も大勢存在しています。

木造物件の場合は経年劣化を起こしやすい

どのような住宅でも同様のことを言えますが、特に木造物件の場合は経年劣化を起こしやすいものなので、アパート運営をしているオーナーは、管理会社と契約をして、小まめな点検を行ってもらうことで劣化はある程度防ぐことは可能です。
ところが、20年以上も築年数が経過しているような物件においては、外装から内装、水回りの設備機器にも老朽化が目立つようになり、劣化や破損個所が目立つようになると、家賃額を新築時よりも低くしないと入居者が現れない状態になることも一般的です。
高利回りで十分に元が取れた場合や、家賃額を引き下げて貸していて先を考えると大きな修繕費が掛かると判断できた際には、思い切って買取りに出す方にメリットがある場合は意外と多いものです。

古くなったアパートを買取りに出すには

古くなったアパートを買取りに出すには、購入希望者が現れるのかどうかで不安を感じてしまう方もいますが、現在ではインターネットという便利なツールを使えるので身近なエリアで対応する不動産会社が見つからない場合は、ネット上の買取りに特化した一括査定サイトを利用することで全てを解決できます。
このようなサイトには全国各地の優良な不動産会社が登録をしており、運営会社により違いはあるものの、基本は全国対応としているサイトが多いので問題にはなりません。
手順はサイト上に設けている専用のフォームに、アパート情報やオーナーの情報を入力するだけの簡単な作業で済ませられます。
ここで注意をしたいことは、物件情報においては詳細事項を入力することで、査定額を実際の売却額に近付けることができます。
入力から送信を済ませた場合、後日名乗りをあげる不動産会社の複数社がコンタクトを取ってくるので、査定額を確認することと会社情報を調べた上で依頼先の不動産会社を絞ることが失敗しない行動です。

まとめ

上手くマッチングした後には、物件調査を立ち会いで行うことになり、この時点で正確な買取り額を導き出してもらえます。
通常の不動産物件の取引においては各不動産会社は仲介という方法で間に入るものですが、会社によっては直接買取りを行う場合もあるので、即現金化も夢ではありません。