婦人科で検診を受ける重要性

最終更新日 2025年5月19日

婦人科というと妊娠をした時に一定期間お世話になる医療機関というイメージを持っている方は非常に多く、それ以外では縁がないという意識の女性は非常に増えてきています。
しかし日頃の月経に関するトラブルや加齢に伴う更年期障害といった、女性特有の症状で困ったときにも気軽に相談をすることが出来る場所でもあります。

年代は関係なく婦人科疾患に関する心配事ならいつでも受診可能

そのため年代は関係なく婦人科疾患に関する心配事や、医師に相談をしたいと感じたなら誰でも受診をすることが出来ます。
婦人科では主に月経の悩みをはじめ、妊娠に関することや子宮内膜や子宮筋腫などの子宮に起こる病気、更年期障害など思春期の10代の女性から老年期における女性特有の病気や症状を全て扱っています。
そのため毎月きちんと月経が来ていたのに、今月は月経が来ないという月経不順の症状や更年期になってから心身共に辛い状態が続いているといったちょっとしたことでも気軽に相談をすることが可能です。
女性特有の不調はストレスなど精神面の影響を受けやすい非常にデリケートな症状なので、医師に相談をして適切な検査を受けることにより身体異常が起こっているのか、精神的な問題なのかをはっきりさせることができるメリットもあります。

女性が受けるべき婦人科検診の重要性

特に女性が受けるべきだといわれている婦人科検診は、子宮頸がんや子宮体がん、子宮宇内膜症や子宮筋腫と行った女性特有の疾患を未然に発見するために重要だといわれており、診察の際には問診と触診の他に膣に指や器具を入れて子宮の内部を詳しく調べる内診も行っていきます。
これにより外からはわからない、子宮異常も画像を見て医師が適切に判断することが可能ですし、自分では気づいていなかった病気を早期発見することができるチャンスでもあります。
内診自体に不安を感じている若い女性も少なくありませんが、思春期の女性の場合は問診や腹部上部からのエコーのみで対応していますし、男性医師に相談をするのに躊躇してしまうなら、女性医師のいるクリニックを利用することも一つの手です。
そのため不正出血や月経前症候群の悩みを普段から抱えているという方は、診察を受けることによって検査や治療だけではなく低用量ピルの処方によってホルモンバランスを整えて、月経日をコントロールすることも可能になるので、月経における体の負担を減らしていくことが可能です。

まとめ

受診する際には、持ち物や服装はそこまで神経質になる必要はありませんが、内診を行う場合が高いので着替えやすい服装でいくことをおすすめします。
体の状態を医師が判断するためにも、基礎体温の記録やお薬手帳の持参もおすすめです。

三宮 婦人科