最終更新日 2025年5月19日
法人携帯とは、文字通り法人名義で契約した携帯電話（スマートフォン）のことを指します。
なぜ法人名義で携帯電話を契約する必要があるのか分からないという方も多いかと思いますが、法人携帯には様々なメリットがあります。
通信コストを削減できる
まず挙げられるメリットは、通信コストを削減できることです。
法人契約は個人契約と比べて基本料金が安いプランが充実しているため、毎月の支払額を抑えることができます。
大手キャリアではかけ放題プランも提供されているので、特に取引先などに電話する機会が多い場合はコストを大幅に削減可能です。
加えて、各キャリアが発行するポイントを社内で集約し、貯まったポイントで割引やサービスが受けられるというメリットもあります。
セキュリティ面が強固になる
次に挙げられるメリットは、セキュリティ面が強固になることです。
従業員の個人携帯を業務に使用している場合、紛失時に機密情報が流出する恐れがありますが、大手キャリアでは法人契約向けにセキュリティに関するサービスをオプションで提供しています。
各キャリアによってサービスの内容は異なりますが、基本的には従業員が携帯電話を紛失した際に、管理者が遠隔操作して携帯電話をロックしたりデータを削除したりすることができるので、情報漏洩のリスクを軽減できます。
加えて、GPSを利用して紛失してしまった携帯電話のおおまかな位置を特定することも可能です。
経理業務が簡素化する
また、経理業務が簡素化するというメリットもあります。
従業員の個人携帯を業務に利用している場合、従業員ごとの明細をまとめる必要があるので、毎月の清算には多くの時間がかかります。
加えて、従業員の数が増えれば増えるほど業務が複雑になるので、ミスが発生する恐れもありますが、法人携帯であれば毎月の請求を一括管理することが可能です。
これにより、毎月の経理業務が簡素化しますし、従業員との間に清算に関するトラブルが発生するのを防ぐこともできます。
従業員の満足度向上や業務の効率化が図れる
最後に挙げられるメリットは、従業員の満足度向上や業務の効率化が図れることです。
法人携帯では、従業員間の通話が無料なので通話料を気にすることなく電話できますし、会社にかかってきた電話をスマホに転送することも可能なので、従業員の満足度は向上するでしょう。
また、クラウド上での情報共有も容易で、スケジュールや顧客情報などを従業員間で共有できるので業務の効率化も図れるはずです。
まとめ
このように、法人携帯には様々なメリットがあるので、現在従業員の携帯電話を業務に使用している場合は是非導入を検討してみてください。
