最終更新日 2025年5月19日
日本ユニセフ協会とは
日本ユニセフ協会とは、世界34の国と地域に存在する「ユニセフ国内委員会」の一つで、日本の民間向けに国際連合児童基金を代表する日本で唯一の組織になります。
世界におけるユニセフの活動を支援するため、寄付募金、広報や啓蒙活動、政策提言協力を行うことを使命としています。
現地の子供を直接支援するのではなく、ユニセフの政策立案とその実行を支援をしています。
そのために必要な資金の拠出と政策協力を行うことで、世界の子どもの権利とユニセフの方針や事業に関する理解を広める活動を行います。
主な活動分野としては、
- 保健
- 栄養
- エイズや水と衛生
- 子どもの保護
- ジェンダーの平等
- 教育
- 緊急支援や人道支援
などを行っていきます。
保健では予防接種の普及や安全な水、衛生的な環境の確保、母乳育児の推進、栄養改善などの総合的な支援を行っており、栄養では栄養治療センターの運営や支援物資の提供、子供の命を守るための知識の普及などの活動を推進しています。
エイズなどを防ぐためには妊娠健診時の検査とカウンセリングを行ったり、母子感染の予防をするためのARV治療、帝王切開、新生児の投薬や代替乳育児による感染を防ぐための活動やケアを行います。
水と衛生を確保するためには、井戸などの給水設備を作ったり、トイレの設置、学校教育や保健所を通じて石鹸を使った手洗いの仕方などの衛生習慣を広めるなどをすることによって生活の向上や子供達の健やかな成長などを望むことができます。
このような活動を様々に行っていますが、このような活動をするためにはやはり資金が必要となってきます。
日本ユニセフ協会への募金の仕方
募金の仕方としては、
- 毎月任意の一定額を自動引き落としで協力することのできるユニセフ・マンスリーサポート・プログラム
- 遺言による寄付や相続した財産からの寄付をするユニセフ遺産寄付プログラム
- 旅行や出張から帰った時に余ってしまった外国コインを募金する方法
などがあります。
遺産を寄付する場合には税金や法律も関わってくるため、専門家を講師に迎えたセミナーを開催しています。
ユニセフに興味があるという場合には、ユニセフハウスというものもあります。
世界の子供の暮らしや活動を知ることのできる学習施設で、開発途上国の保健センターや小学校の教室、緊急支援の現場などを再現した展示などを見ることが可能です。
実際の活動の様子を再現した場所を見ることによって、世界の子供達の状況を知ることができます。
※詳しくはこちら⇒http://www.unicef-kanagawa.jp/