最終更新日 2025年5月19日
最近ではいろんな分野でブラック企業やブラックバイトという言葉が飛び交っていますね。
中でもよくブラックな職業として聞かれるのが飲食店。
長時間労働は当たり前。ろくに残業代も出ないといろんなところで叩かれています。
日本は長時間働くことによって生産力を維持してきましたがこれってものすごく効率悪いですよね。
根性論だけで状況をどうにかしようとする気質が現在のブラック企業問題に拍車をかけてきたんだと思います。
そういう意味ではシステム開発の現場もかなり生産性が悪い分野だと言えるんじゃないでしょうか。
システム開発といえばプログラマーやシステムエンジニア、プロジェクトマネージャー等が働く現場なわけですが、無理な納期や少ない予算でなんとか顧客の要求する仕様を満たそうとするためにかなりブラックな状況となっていると聞きます。
特にWebシステム開発はテクニカルな進歩のスピードがとても速いですから、常に最新技術の習得に追われてしまいますし、短納期案件ばかりで末端のプログラマーなどは極端な話、体力が続くまでの使い捨てに近いような扱いを受ける場合もあるそうです。
華々しいイメージのIT産業ですが、その一番底辺を支えている人たちの待遇というのはなかなか厳しいようなのです。
そんなわけですからWebシステム開発へと職種を転向したいんだがどう思うか?と知人から相談をされた時には詳しい話も聞かないまま大反対してしまいました。
たしかに知人の現在の仕事はあまり給与が高いとは言えないし今後の大きな昇給も見込めません。
ただほとんど残業はありませんしある意味とても気楽な毎日を送ることができているわけです。
一旦Webシステム開発へと足を踏み入れてしまえば元の仕事には戻れませんからね。
「何かクリエイティブな仕事をしたい」と知人は言っていましたが、Webシステム開発はちょっと考え直したほうが良い、他にも探せばクリエイティブな仕事はある!と言っておきましたよ→システム開発 実績